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サッカー フットサル コラム 2020年4月30日

「リモート観戦」の数々のアイディア。将来のスポーツ観戦を考える良い機会となるだろう

後藤健生コラム by 後藤 健生
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ただ、いずれにしてもリモート観戦の活用は考えられる。

数万人のスタジアムでの生の声援に加えて、リモート観戦の数十万人のサポーターも加わればスタジアムも盛り上げられるし、スタジアムに行けない遠隔地のファンが試合に関わることができるようにもなる。

もちろん、どんなにテクノロジーが発展しようとも、スタジアムでの生観戦こそが最も楽しいのは間違いない。だが、通信速度が上がり、立体的なイメージを再生できるようになれば、現在のテレビやダゾーンでの観戦よりもさらに臨場感は高まるだろう。

リモート観戦はさらに生観戦に近づくのだ。

一方では、スタジアムにリモート観戦に近い環境を作る必要もあるだろう。

生観戦より、テレビ観戦の方が優れている最大の点は、各種のデータを見ながら観戦できるところであり、またすぐに再生映像を見られるところだろう。

今ではスマートフォンなどを使って、スタジアムで観戦しながらも映像を確認することは容易にできるようになってきた。これをさらに一歩進めて、スタジアムの個席に映像装置やプリンター等を取り付けて、映像や資料等を確認しながら観戦できるようにしてはどうだろうか。

密集状態を嫌う人がいれば、席と席の間隔を開けることが必要になるだろうし、そうなればそうした機器を取り付けるスペースも自然と生まれてくるはずだ。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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