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しかも、ベテランと若手をつなぐ中堅にエンゴロ・カンテ、ジョルジーニョ、ロス・バークリー、マテオ・コヴァチッチ、アントニオ・リュディガーを擁し、来シーズンからハキム・ツィエク(現アヤックス)が加入。ほぼ隙のない陣容が整いつつある。
ただ、GKと左サイドバックは補強必須だ。ランパード監督もケパ・アリサバラガを見限り、新GKのターゲットをジャンルイジ・ドンナルンマ(ACミラン)に定めたという。しかし、クロスの対応に一抹の不安がある。弱冠二十歳のドンナルンマは将来性豊かだが、プレミアリーグという特異な戦場を踏まえると、バーンリーのニッキー・ポープを第一選択肢にすべきだ。
マルコス・アロンソがコンディションを整えられず、エメルソンも好不調の差が激しすぎる左サイドバックは即戦力が必要だ。
バイエルンのルーカス・アラバは今シーズン限りの退団が濃厚と伝えられ、本人もプレミアリーグの上位チームへの移籍を希望しているようだ。ちなみにアラバのエージェントは、ロマン・アブラモヴィッチがチェルシーを買収する際に尽力したことでも知られるビニ・ザハウィ。この関係が維持できているのなら、交渉は順調に進むかもしれない。
アラバとポープを獲得できれば、チェルシーはパワーアップするだろう。サイクルの終わりが近づいたシティに代わり、打倒リヴァプールのポールポジションに位置することも十分に可能だ。
文:粕谷秀樹
粕谷 秀樹
ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。
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