人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2020年4月7日

1986年メキシコ大会の準々決勝、ブラジル対フランス戦。と、1990年イタリア大会のラウンド16のブラジル対アルゼンチン戦。

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

僕はアルゼンチンとは何の所縁もないが、心情的には10%くらいアルゼンチン人なので、やはり、このマラドーナがたった1度のプレーで(しかも、ブラジルに反撃の時間を与えないように80分という時間を待ってからのプレーで)宿敵ブラジルをやっつけたのは、なんとも痛快極まりないのである。

さて、もう一つの1986年のブラジル対フランス。

これは、誰が観ても面白い最高のゲームの一つだ。僕は、これまで6401試合を観戦してきたが、「最高の試合」といえば、やはりこの試合を挙げざるを得ない。

1982年スペイン大会では「黄金の4人」で世界を魅了したブラジルは、同じテレ・サンターナ監督のチーム。ミシェル・プラティニ以下アラン・ジレスやドミニク・ロシュトーを擁するフランスは1984年の欧州選手権(EURO)で圧勝したチーム。

その両チームが秘術を尽くして攻め合って1対1のまま延長戦までを終了し、PK戦でフランスが準決勝進出を決めたのだ。

延長に入ってからは疲労で倒れる選手も続出するが、味方が倒れていても、すぐにそのままプレーを再開するほど両チームがゲームに集中。120分を終えても、さらにずっと見ていたいと思ったものだ。これは、ぜひ皆様もご一見を……。

そういえば、この試合のVHSテープも持っていたと記憶している。他にも面白い試合の映像がたくさん残っているはずだ……。あとで家の中を探してみよう。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ