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サッカー フットサル コラム 2020年3月13日

年間を通じて避けられないアップダウン。リヴァプールのCL敗退とコロナウイルスによる中断

後藤健生コラム by 後藤 健生
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UEFAチャンピオンズリーグで、昨シーズンの王者リヴァプールがアトレティコ・マドリードに敗れて、ラウンド16での敗退が決まった。

アウェーでのファーストレグを0対1で落としていたリヴァプールは、アンフィールドに戻ってのセカンドレグでの逆転勝利を目指した。そして、前半終了間際の43分にジョルジニオ・ワイナルドゥムの得点によって2試合合計スコアで追いつき、さらに延長前半にはロベルト・フィルミーノが決めて準々決勝進出に一歩近づいたかと思われた。だが、その直後、GKのアドリアンからのパスをカットされて、最後はマルコス・ジョレンテに決められてしまう。そして、アウェーゴールの差でリードしたアトレティコは再びジョレンテのゴールでリードを広げ、さらに試合終了直前にもモラタが決めて準々決勝進出を決めた。

ファーストレグが1対0だったため、セカンドレグはリヴァプールが攻め、アトレティコが守るという展開が予想された。「世界最強の矛」と「世界最強の盾」のぶつかり合いという分かりやすい構図だ。

だが、試合というものは予想通りに進むとは限らない。まず、予想と違ったのはリヴァプールの攻めがほんの少しだけだがチグハグだったところだ。

モハメド・サラーがせっかく抜け出したのに、ボールを置く位置がちょっとズレたためにシュートを浮かせてしまったり、縦に抜ける選手へのパスが流れてしまったり……。そのため、リヴァプールの攻撃の主役はスリートップよりも中盤から飛び出していくワイナルドゥムや アレックス・オックスレイド=チェンバレンだった。

攻撃が空回りしたのは、アンフィールドの激しい雨と風のせいだったのか、それともリヴァプールの選手に焦りのようなものがあったためなのか……。

しかし、悪天候といっても、あの程度の風雨はイングランドでは珍しいものではないだろうし、リードされているとはいえ差は1点。リヴァプールの攻撃力をもってすれば射程距離内の得点差であり、とくに焦るような状況でもなかったろう。

一方のアトレティコは、終始ほぼプラン通りだった。

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