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サッカー フットサル コラム 2020年1月27日

タイトルを守った絶対王者、名古屋オーシャンズ。Fリーグ人気の拡大のために必要なものとは……

後藤健生コラム by 後藤 健生
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名古屋相手でも一つひとつの試合では、プレーオフ第1戦の後半から第2戦の前半の大分のように接戦を繰り広げられるチームはある。名古屋に互角に戦える強豪がもう1チーム、できれば2、3チーム現われてくれれば優勝争いが楽しめるようになるのだろうが……。

名古屋に対抗できる強豪チームを作るためにも、また一部のフットサル愛好家だけでなく、一般のサッカーファン、スポーツファンの興味を引き付けるためにも、手っ取り早いのはJリーグクラブの参戦ではないだろうか。Jリーグクラブであれば、名古屋に対抗しうる強化態勢を作るための資金や強化のためのノウハウも持っている。また、Jリーグのサポーターを巻き込むことによって観客も増やすこともできる。

たとえば、女子リーグ(なでしこリーグ)も観客動員に苦労しているが、Jリーグ屈指の観客動員力を持つ浦和レッズの女子部門、浦和レッズレディースの試合では毎試合多くの観客がスタンドを埋める。同様に、たとえば浦和レッズ・フットサルチームが参戦すれば、レッズ・サポーターがアリーナを埋めるのではないか。

さらに、現役Jリーガーや元JリーガーがFリーグでもプレーすれば、サッカーファンもFリーグに関心を向けるはずだ。Fリーグにとって、サッカーファンというのは貴重な資源であるような気がするのだが……。

さて、これはどんなスポーツでもそうだが、新たなファンの開拓のためにはナショナルチームの活躍が不可欠だ。フットサル日本代表は前回の2016年大会ではアジア予選でベトナムによもやの敗戦を喫してワールドカップ出場を逃してしまった。それだけに、今年の9月に開かれるワールドカップ・リトアニア大会出場。そして上位進出を果たしてその実力を示したいところだ。

トルクメニスタンで開かれるアジア予選は、2月後半に迫っている。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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