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サッカー フットサル コラム 2020年1月8日

強化のための絶好の機会。本番へ向けて第一歩を踏み出すU-23日本代表

後藤健生コラム by 後藤 健生
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その結果、メンバーは固定できず、寄せ集め感の強い急造チームで試合に臨むような状態も生まれたためチームの出来にもムラが多くなり、U-22代表のコロンビア戦やA代表のベネズエラ戦、そしてE-1選手権の韓国戦など不甲斐ない内容での負けが続いたために森保批判などの声が上がったのだ。

だが、状況を考えればこうした結果も想定内。A代表のレギュラーを揃えた韓国相手に若手主体のチームが敗れるのは当然の結果でもあった。

だが、2020年に入るとそうは言っていられない。7月には東京オリンピックがあり、そして9月にはワールドカップ最終予選も始まる。もう、「ラージグループ」作りの段階は終わったのだ(もちろん新戦力の合流はいつでもありうることだが)。

チーム作りを始める段階を迎えたのだ。

その手始めとなるのがAFC・U-23選手権大会ということになる。

この大会もヨーロッパのクラブに所属している選手は招集が不可能だが、それでも今回は最強メンバー、これからのチーム作りの中でコア・メンバーとなっていくであろう選手が招集された。

2017年後半の立ち上げの時期からチームを支えてきた小島亨介や立田悠悟、旗手怜央、上田綺世といった顔ぶれに加えて、昨年1年間で急成長した田中碧や田中駿汰。さらにU-20W杯を経験した世代の杉岡大輝や齊藤未月などを加えたチーム編成となったのだ。ワントップ候補である上田綺世と小川航基、前田大然もそろって出場し、競争を繰り広げる。

森保監督にも、勝負にこだわった采配を見せてもらいたい。

日本代表は、グループリーグでは中東の3チームと同居。かなり難しい試合の連続となることが予想される。

初戦で対戦するサウジアラビアとは、2018年のAFC・U-19選手権(U-20ワールドカップ予選)の準決勝で対戦。すでにU-20ワールドカップ出場を決めていた日本がメンバーを落としたこともあるが、日本は完敗を喫している。また、最終戦で対戦するカタールは昨年1月のアジアカップ決勝で対戦。日本の試合への入り方が失敗し、こちらも完敗だった。

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