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サッカー フットサル コラム 2019年12月3日

世界と互角に戦ったビーチサッカー日本代表。試合運びの工夫次第ではチャンピオンの座も見えた

後藤健生コラム by 後藤 健生
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例えば、日本の試合を見ていると、試合終盤に日本選手の足が止まる場面が多かった。サイズの大きなヨーロッパ勢との戦いでは、やはり疲労が溜まりやすいのだろう。11人制以上に、1人ひとりの選手への負担も大きいのかもしれない。PK戦まで戦った準決勝から休養日なしの連戦となった3位決定戦で最後に3連続失点したのは、明らかに疲労が原因だった。

この問題を解決してどう戦うのか。それが、決勝進出さらに優勝を目指すための必要事項なのではないか。

その点で、3位決定戦で戦ったロシアは参考になる点が多かった。

ロシアはアイスホッケーやフットサルのように、頻繁にセットごとに(つまりフィールドプレーヤー4人を同時に)交代させていたが、これができれば疲労の蓄積はかなり避けられるだろう。また、ロシアはボールを持った時にゲームをスローダウンさせるのがうまく、それも疲労の蓄積を防ぐためには必要な戦い方だ。とくに、リードした後にこういう戦い方ができれば、時計の針を進めることもできるだろうし、相手の焦りを誘うことができる。

どんな相手とも、互角に戦えることを証明した今回のパラグアイ大会。そうした、戦い方のディテールを詰めていけば、いつか優勝カップに手が届くことだろう。

ところで、FIFA主催の「ワールドカップ」と名の付く大会は「クラブワールドカップ」を除いて8種類あるが(男女の各年代別。およびフットサルとビーチサッカー)、今回のビーチサッカーのワールドカップを含めて、日本は直近の大会のうちフットサル以外の7つのカテゴリーでノックアウト・ステージまで駒を進めたことになる。これは、驚くべきことと言っていい。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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