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サッカー フットサル コラム 2019年11月15日

スールシャールの考え方では、いまどきの選手の反感を買う

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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ただ、情報発信には節度と常識が必要だ。卑猥なポーズや他人様に対するあからさまな悪口は言語道断。「ジョークだよ、ジョーク。気にするな」といわれても、看過できないケースもある。業界は違うものの、日本で大問題になった飲食店、コンビニエンスストアの従業員による不適切投稿が典型的な例だ。節度と常識を著しく欠いた恥さらしであることを、本人たちは分かっていない。

ことしの初め、読売ジャイアンツの原辰徳監督は、「ダメだと思うね」とSNSに否定的なコメントを発した。11月6日、阿炎と若元春の不適切投稿をきっかけに、日本相撲協会もSNSの使用を全面的に禁じている。被害を最小限に抑えるには妥当な手段かもしれない。その一方で、一個人の自由を組織が奪っていいものか、という疑問も浮上する。正しく使いさえすれば、SNSは選手の、組織のイメージアップにもつながっていく。

物事には判断基準がある。どこまでが卑猥で、どこからが芸術なのか、批判と悪口はどこで線引きするのか──は個人差がある。肯定派と否定派の大多数が満足する解決策は、どこかにないものだろうか。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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