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サッカー フットサル コラム 2019年10月23日

復職を目論むモウリーニョ。プレミアリーグに選択肢はあるのか

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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ただ、リヴァプールとマンチェスター・シティがモウリーニョを招聘するはずがない。チェルシーは監督というポストを軽視してきたが、現時点でフランク・ランパードは安泰だ。ユナイテッドには戻りたくもない。アーセナルはウナイ・エメリの立場が怪しくなってきたとはいえ、彼らのアイデンティティとモウリーニョの哲学は遠くかけ離れている。

残された選択肢はトッテナムだ。マウリシオ・ポチェッティーノ監督と主力の不和がまことしやかにささやかれ、チャンピオンズリーグ第3節のレッドスター・ベオグラード戦で5-0の圧勝を収めた後も、険悪な雰囲気は一掃されていない。トッテナムが抱える問題は根深いと指摘するメディアも少なくはなく、ポチェッティーノ解任→モウリーニョ新監督就任、というシナリオを描いたようだ。

そのシナリオは書き換えだ。トッテナムのダニエル・リービー会長は、常日ごろからポチェッティーノを支持している。つい先日も「夏の市場でうまく立ちまわれず、現場とサポーターの皆さんに迷惑をかけた」と謝罪し、「次のプロジェクトはすでに進行している」とも語っていた。ポチェッティーノが必要としてない選手は、来年1月に必ず放出するという意味だ。

リービーが現体制を支持する限り、モウリーニョはトッテナムの監督になれない。したがってプレミアリーグに復職したいのなら、昨シーズンの上位6チーム以外となる。エヴァートン? ウェストハム? モウリーニョの高いプライドは満たされるのだろうか。年収でも譲歩する必要に迫られる。さぁ、モウリーニョはどこへ行く!?

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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