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サッカー フットサル コラム 2019年6月14日

日本以外の強豪国はすべて順調に勝点3を確保。FIFA女子ワールドカップ、上位と下位の実力差は男子の大会より大きいのか

後藤健生コラム by 後藤 健生
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男子のワールドカップの初戦で日本がアルゼンチンと対戦してスコアレスドローに終わったとすれば、アルゼンチンの選手たちは肩を落として落胆し、日本の選手は満足とは言わないにしても、自信に満ちた表情を見せるに違いない……。

男子と女子ではその関係は逆転するのだ。そして、日本のメディアは言うはずだ。

「優勝を狙うアルゼンチンは、初戦はベストコンディションではなかった」と。

日本チームはアルゼンチンを攻めあぐねた。たしかに、男子と同じく、アルゼンチンの守備意識は非常に高く、中央を固めて分厚い守りをしき、そして日本代表がトップの菅沢や横山に当ててくるボールに激しいタックルを繰り返し、日本は最後までアルゼンチンのゴール前まで侵入できなかった。

パスの精度を欠き、スピードもなかった日本チーム。その原因はアルゼンチンの守備力の高さでもあったし、また若い選手の初戦での緊張のせいでもあったろう。そして、同時にコンディションがピークでなかったことも事実だった。

大会直前に日本はスペインとトレーニングマッチを行ったが、この時も日本はコンディションが悪かった(男子も女子も、日本チームが運動量で劣っていては、勝ち目はない)。その時に比べれば、アルゼンチン戦ではだいぶ改善したとはいえ、まだピークでないことは確かだった。

そう、優勝を狙う強豪国は約1か月にわたるワールドカップという大会を乗り切るために、コンディションのピークはラウンド16の当たりに置く。ノックアウト・ステージ、つまり負けたら終わりの強豪同士の対決にピークを置くのだ。

一方、挑戦者の立場の国は初戦にピークを合わせて強豪相手に一泡吹かせることを狙う。

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