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サッカー フットサル コラム 2019年3月29日

「最強メンバー」を使い続ける韓国代表。日本は選手ファースト……多くの選手を試した森保監督の手腕

後藤健生コラム by 後藤 健生
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日本代表が南米の2チームに苦労した3月シリーズだったが、お隣の韓国では韓国代表がボリビア、コロンビアと連戦して、ボリビアには1対0、コロンビアには2対1と連勝を飾った。

韓国代表は1月のアジアカップ(韓国は準々決勝敗退)の時のメンバーをそろえたベスト布陣で戦っていたのだ。ボリビアとの初戦とコロンビア戦で5人先発を変えたが、やはりこれまでにやって来た蓄積があるのだろう。2試合とも韓国の完勝と言ってもいいような試合をやってみせた。

なにしろ、韓国はこれまでの国際試合とほぼ同じようなメンバー構成であり、やはり日本代表とは成熟度が大きく違った。そして、今や、「韓国の」というより「アジアの」と言ってもいいスターとして存在の重みを増しているエースのソン・フンミン(孫興民)も2試合にフル出場し、コロンビア戦では先制ゴールを決めている。

イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーでもエース格のソン・フンミン。トッテナムはすでにチャンピオンズリーグでも準々決勝に進出しており、高いレベルの試合が続く厳しいスケジュールの中で代表戦のために長距離移動を強いられ、2試合フル出場。1月のアジアカップでもマンチェスター・ユナイテッド戦を終えてからアブダビまで移動して中3日で中国戦にフル出場という使われ方をしている。驚くべきタフネスぶりだが、どうしても疲労や故障が心配になってしまう。

これに対して、日本代表の森保一監督は「気配りの人」と言われる通り、選手の招集についても選手に対して実に優しい(監督本人の言葉によれば「選手ファースト」)。

昨年のロシア・ワールドカップと1月のアジアカップの両方に出場している選手は、オフが短かかったうえに代表の負担が重なっている。そうなると選手のパフォーマンスにも影響するし、クラブでのポジションを失いかけている選手もいるのだ。そうした諸々の負担を考えて、森保監督は3月のシリーズではこうした主力級の招集を免除したのだ。

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