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サッカー フットサル コラム 2019年3月22日

ラグビー日本代表が柔術のトレーニング?他競技から学ぶものはいくらでもあるはず

後藤健生コラム by 後藤 健生
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陸上競技からは走り方を学ぶことができる。エネルギー・ロスを防ぎながら速く走れれば、サッカーの試合でもラグビーの試合でも圧倒的に有利になる。

体操からは空中戦での柔軟な身のこなしを学ぶことができるだろう。日本代表のMFだった福西崇史氏(現解説者)は少年時代に本格的に体操競技に取り組んでいたが、やはり彼の身のこなしには独特のものがあった。

ボールゲームからは、もっと直接的なヒントを得ることができるだろう。

サッカーと極めて近い関係にあるフットサル。あるいは、イングランドでの伝統的なフットボールという共通の祖先から分かれたラグビーはサッカーから見れば本来は仲間のような競技だ。

サッカーのキックやドリブルの技術はラグビーにも役に立つ(ラグビーのアルゼンチン代表にはサッカー経験者が多いから、やはりキックの上手さには定評がある)。逆に、コンタクトプレーの多いラグビーからは相手とぶつかり合いながらボールを使う技術を学べるだろう。

たとえば、サッカーとラグビーのユース代表が合同合宿でもしたら、互いに得るものは多いのかもしれない。

もうひとつ、思いだしたのは十数年前に見た光景だ。場所はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイだった。海外沿いのホテルのバーが、旧ユーゴスラビア諸国出身で中東地域で働いている各スポーツのコーチたちのたまり場になっていたのだ。酔っぱらったコーチたちが、それぞれの所属するクラブや協会に対する愚痴を言い合っている……。

旧ユーゴスラビア諸国はサッカーをはじめ、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、水球など球技の有名な指導者を輩出している。

旧ユーゴスラビアのコーチ養成コースでは、最初の段階ではどのスポーツもコーチも共通のカリキュラムを受講する。生理学とか心理学とかはどの種目でも共通しているはずだ。そして、後期のコースで各スポーツの専門的な知識を習得する。

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