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サッカー フットサル コラム 2019年3月11日

ウナイ・エミリ監督の采配が見事に的中。ライバルを撃破し、アーセナルが4位浮上

後藤健生コラム by 後藤 健生
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アーセナルが3-4-1-2、マンチェスター・ユナイテッドが4-4-2でスタートしたこの試合。まずはシステム的なミスマッチが生まれ、セントラルMFのところでアーセナルが優位に立った。そして、相手のMFとDFの間の位置にメスト・エジルがうまく顔を出してパスを引き出した。本来であれば、マンチェスター・ユナイテッドのMF ネマニャ・マティッチかフレッジが捕まえなければいけないのだろうが、これができなくなってしまったのだ。

同時に、アーセナルの左サイドのセアド・コラシナツも再三フリーで抜け出して、素晴らしいクロスを供給した。

開始2分にはそのコラシナツから中央のアレクサンドル・ラカゼットへのクロスが入り、あわや先制というチャンスを作ったアーセナル。その後も、中盤を支配してゲームを有利に進めた。マンチェスター・ユナイテッドにも、左サイドバックのルーク・ショーのクロスにロメル・ルカクが合わせてシュートがクロスバーに当たる場面があったものの、やはり試合はアーセナルのもの。12分には早くもアーセナルに先制ゴールが生まれた。

もっとも、これはシステムがどうこう、戦術が云々というゴールではなく、グラニト・ジャカの強烈なミドルシュートによるもの。ジャカの左足から放たれたシュートはまっすぐにゴールを襲うかと見えて、急激に(キッカー側から見て)左にカーブを描いてゴールに吸い込まれていった。GKのダビド・デ・ヘアは完全に逆を取られてしまう、実に不思議な軌道を描くシュートだった。

その後も試合はアーセナルのペースで進んでいたが、20分頃からマンチェスター・ユナイテッドもようやく攻撃の圧力を強め始める。そして、ある程度流れをつかんだタイミングで、スールシャール監督は相手に左サイドバックのルーク・ショーを1列上げてスリーバックに変更。相手のシステムに合わせたミラーゲームを選択した。

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