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こうして大差がついたファーストレグ。1勝1敗になった場合は2試合合計得点で争われ、それも並んでしまうと、リーグ戦上位の大阪の決勝進出が決まる。つまり、立川・府中はセカンドレグで8点差以上の大差で勝利しないと敗退が決まるのだ。
そのセカンドレグ、立川・府中は前半のキックオフ直後からGKを引き揚げてパワープレーに入り、ボールをキープして攻撃を続ける。大阪は完全にゴール前を固める。そして、8点差という目標には届かなかったものの、立川・府中は6対2というスコアで勝利を収めて1勝1敗のタイに持ちこみ、一矢を報うことには成功したのだ。実に果敢なトライだった。
実は、立川・府中と大阪はリーグ戦では3度対戦して、いずれも立川・府中が勝利していた(4-2、4-3、2-1)。そして、プレーオフでも1勝1敗。つまり、立川・府中は今シーズン大阪と5回戦って、4勝1敗の成績だったのだ。
ところが、そのたった1回の敗戦が4対11という思いもよらないスコアでの大敗だったので決勝進出を阻まれたのである。
そういう意味でも、立川・府中にとっては実に「残酷な結果」だったし、フットサルというのは実に残酷なスポーツでもあるのだ。
さて、次週2月23、24の両日に行われる決勝戦はシュライカー大阪が名古屋に挑むことが決まったが、大阪は決勝戦でも何か起こすことができるのだろうか……。
後藤 健生
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授
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