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サッカー フットサル コラム 2019年1月22日

長距離移動の直後に代表でほぼフル出場。タフなソン・フンミンが示す圧倒的な存在感

後藤健生コラム by 後藤 健生
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試合は、韓国が2対0で余裕で勝利した。そして、リッピ監督は記者会見場に現れると「韓国とはあらゆる意味で大きな差がある。相手がメンバーを落としたりしてくれなければ勝つのは難しい」と、まるで中国人記者に言い聞かせるようなことを延々と語っていた。

中国は前半は4-1-4-1、後半は3-4-3とシステム変更して戦っていた。日本だったら誰かが真っ先に質問するはずだが、中国人記者はそんなことはあまり興味がないようだ。それで、僕が手を挙げて質問してみた。すると、簡単にその意図を説明した後、「でも、韓国は戦術でどうこうできる相手ではないんだよね」と、ちょっと自虐的なことを言っていた。

そう、韓国と中国の戦力差は大きい。いや、「韓国と中国」というより、アジアでは日本、韓国、イラン、サウジアラビア、オーストラリアの「5強」とその他の差が大きいのだ。どの大会でも、必ずのようにこの5カ国が上位を占める(ロシア・ワールドカップにも、やはりこの5カ国が出場している)。

この試合、すでに両国とも2勝0敗でグループリーグ突破を決めた後の、いわゆる消化試合だったが、韓国もあまりメンバーを落としてこなかった(日本代表の森保一監督が、最終ウズベキスタン戦でメンバーをほぼ全員入れ替えたのとは対照的に、である)。リッピ監督は韓国がメンバーを落とすことを期待していたかもしれないが、片道2時間半のバスに揺られて見に行った身にとっては「本物」に近い韓国を見られたので大変にありがたいことだった。

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