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サッカー フットサル コラム 2019年1月6日

勝点差7という特殊な状況下の首位決戦。熱いパッションと冷静で緻密な頭脳で戦った両チーム

後藤健生コラム by 後藤 健生
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やや重心を下げてスペースを消しながら守って、そして最大の武器でもある高速カウンターを発動する機会を窺う……。それが、この日のリヴァプールの戦略だった。

今シーズンのリヴァプールは、GKのアリソンや今やプレミア最高のDFとも言われるフィルジル・ファン・ダイクを中心にしっかりゲームをコントロールして守り切る力がある。

一方のマンチェスター・シティはぜひとも勝ちたい状況なわけで、当然攻めはするのだが、相手のカウンターへの警戒心が強いようで、ボールはいつも以上に早いタイミングで前線に入れて攻めてはいるものの、前線に多くの人をかけることはしない。全体にともに腰が引けているような印象も強く、膠着した状態が続いた。

いわゆる「決勝戦のような試合でもあった」。緻密に攻め合いはしたものの、前半のシュート数はともに2本ずつに終わる。

「かなり特別な状況での試合なのだ」

火星人の記者はそう感じたことだろう。そして、「きっと、ブルーのチームは何らかの理由で絶対に勝ちたい状況なのだろう」とも感じ取ったはずだ。

最大の決定機は、18分のリヴァプール。モハメデ・サラーがフィルミーノとのワンツーで抜け出し、最後はサディオ・マネがシュート。ゴールポストに当たって跳ね返ったボールがGKのエデルソンとDFのジョン・ストーンズの間で跳ね返って無人のゴールに向かった。それをストーンズが執念のクリア。画面からはゴールラインを越えたようにも見えたが、ゴールラインテクノロジーは、ボールが完全にはゴールラインを割っていないことを示した。

もし、ここでリヴァプールに先制点が入っていたら、追加点の可能性も高かった。リヴァプールは優勝に大きく近づいたかに見えた大きな意味のある瞬間だった。

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