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したがって、ノースロンドン・ダービーはトッテナム有利、とみるのが妥当だろう。アーセナルは後方からのビルドアップに手間どるケースが多々あるため、トッテナムのハイプレスがはまる公算は非常に大きい。しかもウナイ・エメリ体制は、発足して半年足らずだ。マウリシオ・ポチェッティーノ指揮下のトッテナムは5シーズン目。練度に大きな開きがある。
さて、メスト・エジルはどのように扱われるのだろうか。前節のボーンマス戦ではベンチウォーマーに終始している。エメリは「プレー強度、フィジカルを重視した人選」と語ったが、トッテナム戦も肉体的な優劣が勝負の分かれ道になる。アルセーヌ・ヴェンゲル体制下ではアンタッチャブルだったエジルも、いまやポジションは約束されていない。
また、アレクサンドル・ラカゼットのコンディションも気になるところだ。そけい部に強い張りを訴え、ボーンマス戦を欠場したが、彼を欠いた前線はエネルギー不足で、攻守の切り替えが鈍い。ラカゼットを起用できないようだと前からプレスがかからず、自陣に押し込まれる展開が続く。受動的な流れは、是が非でも避けたいところだが……。
ちなみに今シーズンのアーセナルは、リードして前半を終えたケースが一度もない。イニシアチブを握られる確率が高いなかで、エメリはどのようなゲームプランで臨むのだろうか。
※アーセナル対トッテナム戦は、12月2日(日)午後10:50から『J SPORTS 4』でライブ中継いたします。
粕谷 秀樹
ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。
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