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サッカー フットサル コラム 2018年11月27日

久しぶりの勝利をつかんだアーセナル。守備の不安を抱えながらも追撃態勢に入る

後藤健生コラム by 後藤 健生
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1対1で折り返したこの試合、結局67分にFKからアーセナルが素早く展開し、最後はセアド・コラシナツの左からのクロスをオーバメヤンがきれいに合わせてアーセナルは2対1で勝ち越した。アーセナルの早い展開にボーンマスの守備陣が付いていけずに後追いの形となっており、イウォビからコラシナツにパスが通った時点で「勝負あり」だった。

そして、その後はアーセナルがうまく時間を使って勝利を手繰り寄せるかと思われたものの、試合の終盤になると85分にはオウンゴールを決めてしまったレルマが放ったミドルシュートがアーセナルのゴールのポストに当たるなど、あわや同点という場面が何回かあり、やはりアーセナル守備陣の不安定さが印象に残る結果となってしまった。

あのオウンゴールがなかったら勝負はどう転んでいたか分からない。ちょっとした運が勝敗を分けたような互角の試合だった。

いずれにしても、4位以内を目指して順位を上げたいアーセナルは次節12月2日にはエミレーツ・スタジアムに3位のトッテナム・ホットスパーを迎えて「ノースロンドン・ダービー」を戦うこととなる。両チームの勝点差は3で、この試合に勝てばアーセナルは4位以上に浮上できるという、順に争いのためにも大事な試合となる。

木曜日にはヨーロッパリーグのボルスクラ戦(アウェー)があり、ウクライナ中部までの長距離移動を強いられるだけに(トッテナムはCLのインテル戦があるが、こちらはホームゲームで、しかも水曜日のゲームなのでアーセナルよりは休養日が1日多くなる)、ウナイ・エミリ監督にとっても正念場となるだろう。

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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