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サッカー フットサル コラム 2018年11月27日

久しぶりの勝利をつかんだアーセナル。守備の不安を抱えながらも追撃態勢に入る

後藤健生コラム by 後藤 健生
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8分には、ボーンマスの右サイド、デイヴィッド・ブルックスがドリブルで持ち込み、ワンツーで抜け出してゴールネットを揺らしたのだが、このゴールはオフサイドで取り消された。ただ、リプレーを見る限り、オンサイドだったようにも見えた。ラッキーな判定に救われたアーセナルは、その後も最終ラインがあっさり破られる場面が何度かあった。

ポジション取りとしては悪くない3バックだったが、最後の突破の瞬間に足が止まってしまい、DFとDFの間をすり抜けられてしまうのが弱点だった。MFや両サイドのウィングバックとの連携にも課題があるようで、守備の不安は3バックの採用によっても払拭しきれなかったようだ。

今シーズンのアーセナルの問題点の一つが失点の多さだが、そのあたりは簡単には改善できないようだ。長く戦列を離れていたローラン・コシェルニーが近く復帰できるというが、それまでは守備の不安はぬぐえないのであろうか。

ボーンマスとの試合は、ともにパスをつないで崩すサッカーを志向するチームだけに、攻撃的な展開となって面白かった。とくに、この試合のファウルの数は90分を通じてボーンマスが「6」でアーセナルが「9」というのだから、相手の良さをつぶすようなことのないフェアな試合だった。

もちろん、アーセナルは攻撃では見せ場を作った。8分のピンチの直後には相手のパスをカットしてルーカス・トレイラがシュートをポストに当てるチャンスを作り、その後もしっかりボールを持って(ポゼッションは60%程度)攻撃を続けた。

もっとも、30分の先制ゴールはボーンマスのジェフェルソン・レルマのオウンゴールだった。

アレックス・イウォビからのパスを受けたピエール=エメリク・オーバメヤンが左から持ち込んでクロスを入れると、クリアしようとしたレルマが自らのゴールに強烈に蹴り込んでしまったのだ。

だが、その後もボールを持つアーセナルに対してボーンマスはカウンターからチャンスを作って対抗。そして、前半のアディショナルタイムにはやはり自陣ペナルティーエリアからのロングカウンターを決めて最後はキングがアーセナルのゴールにシュートを突き刺して同点ゴールを決めた。

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