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サッカー フットサル コラム 2018年10月26日

ACL準決勝での鹿島と水原の大激闘、欧州王者への挑戦の機会は、今後も確保してもらいたい

後藤健生コラム by 後藤 健生
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準決勝までは、東西に分かれての戦いとはいえ、東南アジアへの遠征では暑さに悩まされ、オーストリアまでは1万キロ近い移動がある。ヨーロッパのチャンピオンズリーグとは比べるものにならないほど負担の多い大会なのだ。しかも、ホームゲームの観客動員も伸びず、賞金は優勝でもしない限りわずかなもの。チームとしては、強い相手との対戦を通じて成長できるだろうが、クラブとしては負担ばかりが大きい大会と言ってもいい。

そんな中で、これまで大きなモチベーションとなってきたのが、クラブ・ワールドカップの存在だ。ACLを勝ち抜けば、欧州王者と戦うこともできる。とくに鹿島の場合は、一昨年のクラブ・ワールドカップにJリーグ優勝チームとして出場し、決勝でレアル・マドリードに惜敗した記憶があり、「あの舞台で、レアルと再び戦いたい」というのが今季のACLに対しての最大のモチベーションとなっていたはずだ。

ところが、FIFAは今後はクラブ・ワールドカップを4年に一度の、より大規模な大会とすると意向だと言われている。そうなったら、その開催年以外の年ではACLに優勝してもクラブ・ワールドカップに出場できないことになる。そうなったら、「いったい何のために、負担の大きいACLを戦うのだ?」ということになる。

AFCには、なんとか欧州王者に挑戦できる仕組みを考えてほしい。

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