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サッカー フットサル コラム 2018年10月26日

ACL準決勝での鹿島と水原の大激闘、欧州王者への挑戦の機会は、今後も確保してもらいたい

後藤健生コラム by 後藤 健生
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リードを許した鹿島の選手たちが、ピッチの中央で円陣を組んで試合の進め方を確認する。2点をリードされたといっても、2試合合計ではあと1点を奪えれば、アウェーゴールを含めて完全に並ぶのだ。焦ることはない。その確認ができて、鹿島は前を向いた。

一方の水原の方は、怒涛の反撃で3点を連取したものの、やや難しい立場に立たされた。

残り時間はまだ30分もあるのだ。このリードを守りに入るのか、それとも追加点を狙って一気に勝負をかけるのか……。しかも、後半の開始とともにフルパワーで攻撃を仕掛けただけに、エネルギーも使ってしまっている……。

水原の徐正源(ソ・ジョンウォン)監督は「選手たちは興奮していたので、『冷静になろう』と声をかけた」という。

「1点を返そう」と意識を統一した鹿島と、その後の試合の進め方について選手間のズレがあった水原。水原の3点目からわずか5分後に左からのクロスのこぼれを西大伍が押し込んで、鹿島が2試合合計で同点とする。両チームのメンタルの差から生まれたゴールだった。

その後は一進一退の展開だったが、82分に鹿島がスローインからつないでセルジーニョが決め、鹿島が1勝1分で決勝進出を決めた。

それにしても、日本のチームにはない迫力のある攻撃を見せた水原と、リードを許しながらも常に冷静に戦った鹿島の対決は、2試合を通してすばらしいスペクタクルだった。

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