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ワールドカップ翌年の1月にこの大会が開かれるのは、ワールドカップ出場国にとっては都合が悪い。新チームになって時間がない中で迎えなければならないからだ(アジアカップは、もともとはワールドカップの2年後の偶数年に開かれていたが、オリンピックとの競合を避けるために、ワールドカップの次の奇数年に開かれるようになった)。それなら、割り切って「アジアカップは将来のチーム作りの準備のために若手主体で臨む」と考えてもいいのだろうが、10月シリーズの招集メンバーを見ると、森保監督(あるいは日本サッカー協会)はアジアカップも現時点での最強メンバーをそろえて勝ちに行くという選択をしたのだろう。
とすれば、「顔見世」のような試合で、選手たちが思い切りプレーしたコスタリカ戦とは違って、10月の2試合では内容と結果両面を求めなければならない。
対戦相手を比べれば、パナマは格下。ウルグアイは格上である。順当に考えればパナマ戦は若手主体で、ウルグアイ戦は最強メンバーということになるだろうが、アジアカップでは格下相手に確実に勝ち切ることも要求されるので、そのあたりのシミュレーションも必要になるかもしれない。
そうした戦略も含めて注目していきたい。
後藤 健生
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授
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