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サッカー フットサル コラム 2018年10月4日

チェルシー対リヴァプールのスペクタクルはオープンでアグレッシブな両指揮官がもたらしたもの

後藤健生コラム by 後藤 健生
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試合後の会見で僕はオリヴェイラ監督に訪ねてみた。

「あなたが鹿島の監督だったころには、それほどパス・スピードなど重視していなかったのではないか? 当時と、何が変わったのか」と。答えは「私(オリヴェイラ監督)が鹿島にいた頃は、相手チームが引いて守っていたので、速く前に行くことができなかった。今は、相手が攻撃的に来てくれる」といった内容だった。

なるほど……、である。

そこで、話題は再びチェルシー対リヴァプールの試合に戻る。

この試合は、90分間本当にオープンに、アグレッシブに攻め合った一つの作品として鑑賞に堪える好ゲームだった。

ファンやサポーターは貴重な時間とお金を使って観戦に来てくれるのだから、プロ選手たる者は、どんな試合でも100パーセントの力を発揮すべき存在ではあるが、それはやはり建前に過ぎない。人間である以上、試合によって気持ちの入り方が違うのは当然のことだ。プレミアリーグ開幕から6連勝というリヴァプールの選手たちも「上位対決」で気持ちが入っていたに違いない。逆に、迎え撃つホームのチェルシーにとっても、リヴァプールの好調さは大いに意識していたに違いない。

90分間、あれだけ休まずに戦えたのは、そんな背景もある。

と同時に、両指揮官が守りに入らず、オープンなチームを志向していることも、我々がこの好ゲームを目にすることができた大きな理由だ。

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