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サッカー フットサル コラム 2018年10月1日

日本代表監督の4年の任期は長すぎる?トルシエ監督の代表のピークは前年秋のイタリア戦

後藤健生コラム by 後藤 健生
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日本代表監督の4年の任期は長すぎる?トルシエ監督の代表のピークは前年秋のイタリア戦

日本代表の試合を振り返る「蹴球日本代表監督史」。現在放映されているのは2001年11月のイタリア戦(1対1)である。

僕は、この試合はフィリップ・トルシエ監督時代の中でも白眉の試合だったとずっと思っていた。そして、実際、この番組で見直してみて確信を深めた。これは間違いなく日本代表の過去の試合の中でも特筆すべき試合だ、と。当時、この試合を見ていないという若いファンの方にはぜひ見ておいてもらいたい。

現在の目から見ても、まったく遜色のない本当に強い日本代表だ。その後、このイタリア戦を凌ぐ試合と言えば、先のロシア・ワールドカップにおけるベルギー戦くらいしかないのではないか。

前からの激しいプレッシング。中盤でのボール奪取能力に長けた稲本潤一と戸田和幸のボランチ・コンビ。とくに、ボールを奪ってからの稲本の前への推進力は実にパワフルだ。また、左サイドで起点を作る小野伸二の超絶のテクニック(トルシエ監督は、小野や中村俊輔をサイドに置いて、そこに起点を作るようなことをトライしていた)。また、前線の柳沢敦、高原直泰、鈴木隆行の攻撃力と積極的にシュートを狙う姿勢。そして、後半から出場の中田英寿の体幹の強さ……。さらに、フィリップ・トルシエ監督が時間をかけて整備してきた守備も実に粘り強かった。

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