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スポーツ界は「大坂なおみの全米オープン優勝」の話題で持ちきりだ。 JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝のセカンドレグが行われた会場の記者席でも、誰もがこの話題を口にした。レスリング、アマチュア・ボクシング、体操など各競技団体で不祥事が続き、芳しくない話題も多い日本のスポーツ界の中で純粋に誰もが喜べる話題だったからだろうか。
異口同音に皆が語ったのが、彼女の精神的なタフネスぶりだった。 セリーナ・ウィリアムズが審判の判定に対して猛抗議してペナルティを課せられるなど、試合は荒れ気味だったが、そんなことにまったく動じることなく、大坂は冷静沈着にポイントを重ねていった。いや、そんな「事件」がなかったとしても、初のグランドスラムのタイトルを懸けた戦いである。勝利が見えてきたら、それだけでも緊張感が高まったり、あるいは勝ち急いだりして自らリズムを崩していくようなことは、若い選手でなくてもありうることだ。
Jリーグが開幕したころの名指導者、スチュアート・バクスター(サンフレッチェ広島やヴィッセル神戸などで監督)が、「日本人はリードすると、とたんにパフォーマンスがおかしくなる」としょっちゅう嘆いていたのを思い出す。 それが、弱冠20歳の(女性に対して「弱冠」という形容詞が使えるのか知らないが)大坂はそんな緊張感とは無縁のように最後まで戦って、勝利を確実にものにしたのだ(試合終了後の表情からは、内面が緊張に包まれていたであろうことを思わせたが……)。
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