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サッカー フットサル コラム 2018年7月29日

「ドーハの悲劇」の生き証人・森保一監督が新たに就任。日本代表の監督史を紐解く

元川悦子コラム by 元川 悦子
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ドーハの悲劇の後は、かつて「ブラジル黄金の中盤」を形成したパウロ・ロベルト・ファルカン監督にチームを託したし、98年フランス大会の後はフィリップ・トルシエ体制に移行。2002年日韓大会の後はジーコ(鹿島テクニカルディレクター)、2006年ドイツ大会の後はイビチャ・オシム、2010年南アフリカ大会の後はアルベルト・ザッケローニ(現UAE代表)、2014年ブラジル大会の後はハビエル・アギーレ、ヴァイッド・ハリルホジッチといずれも外国人だった。

ファルカン解任を受けて加茂周(現解説者)、岡田武史(現FC今治代表)も監督、オシムの病を受けて岡田、ハリルの解任を受けて西野という形で日本人が指揮を執ったこともあったが、Jリーグと日本代表の両方でプレーした日本人監督は初めてだ。日本サッカー協会の田嶋幸三会長も「Jリーグ発足から25年が経過し、日本人監督が就任するべき時期」という発言をしていたが、それは多くの関係者の共通認識だろう。ワールドカップと海外リーグの経験を併せ持った人物がいれば、なお理想的ではあったが、まだそこまで望むのは時期尚早なのかもしれない。森保監督という選択肢はベターなものだろう。

森保監督はこれから2020年東京五輪とカタールワールドカップの両方を視野に入れながら2つの代表監督を兼務することになるが、参考になるのはトルシエ時代だ。2002年日韓大会が予選免除だったため、トルシエは最初の2年間は五輪に軸足を置き、2000年以降本格的な世代間の融合を図っていった。

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