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サッカー フットサル コラム 2018年7月25日

サッリ新監督体制で新シーズンに挑むチェルシー。アザール、クルトワらの去就はいかに

元川悦子コラム by 元川 悦子
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バチュアイは冬に渡ったドイツで半年間で7ゴールと気を吐いていて、再び戻ってきたプレミアでの再起に賭けているはずだ。ロシアでもロメル・ルカク(マンチェスターU)の控えに甘んじて、持ち味を出し切れなかっただけに、今季は勝負するしかない。モラタ、ジルーもいるだけに、サッリ監督が彼をどう位置づけるか不透明な部分があるが、彼ら3人をどう使いこなしていくかを含めてFW陣の起用法が1つ、気になるところだ。

アザールは単にゴールを奪えるだけでなく、ドリブルでのチャンスメークができ、チーム全体に推進力をもたらせる選手。その代役はそう簡単に見つかりそうもない。チェルシーは今季に向けてレンタルに出していた複数のMFを戻しているが、昨季オランダ1部で14ゴールを挙げたマルコ・ファン・ヒンケルは少し期待が持てるかもしれない。これまでチェルシーからACミラン、ストーク、PSVに3度レンタルされてきた苦労人だが、まだ年齢は25歳。これまでの経験値を生かして新体制で躍進できるかもしれない。指揮官が変われば、そういう意外な選手が一気に頭角を現す可能性もある。

いずれにしても、アザールやクルトワ、ウィリアンが残るか否かで今季チェルシーの動向は大きく変わるはず。8月11日の新シーズン開幕に向けて、そこをしっかりと見極めていきたいものだ。

代替画像

元川 悦子

もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

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