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サッカー フットサル コラム 2018年7月13日

ベルギーとイングランド。プレミアリーグ・スター軍団が揃って4強敗退で、3位決定戦へ

プレミアリーグコラム by 元川 悦子
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強固な守備組織を前面に押し出していたフランスが攻勢に出たのは前半30分以降。後半5分の先制点も右CKからのサミュエル・ウムティティ(バルセロナ)のヘディング弾だった。この瞬間、ベルギー守備陣はニアサイドを空けてしまい、フェライニが競り合ったが一歩遅れてドンピシャリのタイミングで合わせられてしまった。この虎の子の1点をフランスはガッチリ守り切り、ベルギーの追撃を振り切った。アザールが凄まじい輝きを放ち続けていただけに、この結果は残念すぎた。

ロベルト・マルチネス監督の采配で悔やまれた部分があるとすれば、ボランチにムサ・デンベレ(トッテナム)を起用したことか。彼に配球や中盤の安定化を期待したようだが、ケヴィン・デブライネ(マンチェスターC)が下がった後の方が機能していた印象だった。もう1つ、ミシー・バチュアイ(ドルトムント)を投入するタイミングがもう少し早くてもよかった。選手起用1つで流れが変わるのはサッカーの常だが、今回はトーマス・ムニエ(PSG)の出場停止も響いたと言えるだろう。

一方、イングランドの方は過去2戦連続で120分間の死闘を演じているクロアチアよりフィジカル・メンタル的に優位だと見られていた。若くフレッシュなメンバーの勢いそのままに開始早々の5分にキーラン・トリッピアー(トッテナム)の直接FKが決まり、彼らは主導権を握る。前半のクロアチアは疲労困憊のせいか動きが重かったため、このまま後半まで行きそうなムードも漂った。

しかし「ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)ら30代選手にとってのラストワールドカップを絶対に手にしたい」というクロアチアの飽くなき闘志を前に、若きイングランドは徐々に後手に回り始める。

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