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サッカー フットサル コラム 2018年7月9日

魅力的な代表を作ったサウスゲート監督 クラブでのコンビネーションを生かすイングランドの戦い方

後藤健生コラム by 後藤 健生
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スウェーデンのヤンネ・アンデション監督も「セットプレーは重要だ。我々も準備してきたが、イングランドも準備してきた」と悔やんだ。 今大会のイングランドは欧州予選を好成績で突破したものの、予選の当時は単調なサッカーに終始しており、本大会ではあまり期待されていなかった。だが、ガレス・サウスゲート監督は本大会に向けて攻撃的なチームを作り上げてきた。コロンビア戦などは、そのアグレッシブさが前面に出た試合ということができるだろう。

3バックのイングランドは、両サイドハーフのキーラン・トリッピアーとアシュリー・ヤングがスピードを生かして攻め上がるだけでなく、トップ下(下がり目のトップ)のラヒーム・スターリングがスピードを生かしてゴール前のスペースに飛び出してくる。さらに、最終ラインのストッパーでも、ボールを持って前にコースがあれば躊躇わずにドリブルで持ち上がってくる。次々に相手アタッカーが飛び出してくるのだから、相手の守備陣から見たら、かなりやっかいなはずだ。

 

ハイスピードの展開の中でも、しっかりとボールテクニックも示しているあたり、イングランド・サッカー協会(FA)が若手育成に力を入れ始めたことの結果なのであろう。 イングランド代表の最大の特徴は、代表23人全員が母国のトップリーグ(つまり、プレミアリーグ)に所属していることだ。国際移籍が日常茶飯事の今日、これは珍しいケースだ。これはプレミアリーグという世界でも最も裕福なリーグとクラブがあればこその話だ。母国のクラブで最高の年俸を稼げるのだから、イングランド国籍の選手でプレミアリーグから離れたいと思う選手はいないだろう。

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