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サッカー フットサル コラム 2018年5月21日

日本代表27名のリストは順当な内容 各ポジション毎の激しい競争が始まる

後藤健生コラム by 後藤 健生
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DFの若手では鹿島アントラーズのストッパー・コンビの昌子源と植田直通、そして遠藤航がメンバー入り。遠藤は、昨シーズン後半から今一つの出来が続いているが、彼らは将来の日本代表の守備の屋台骨を背負って立つ能力の高さを持つ選手だけに、ワールドカップで実際に出場機会が与えられないにしても、経験を積ませるための招集だろう。また、遠藤の場合はセンターバック、サイドバック、ボランチと守備的なポジションならどこでもこなせるポリバレント性も魅力だ。

しかし、ガーナ戦やトレーニングでのパフォーマンスによっては、若手3人のうちの誰かがメンバー落ちとなる可能性が高いだろうし、森重に変更されるかもしれない。若手DF3人にとっては今後のサッカー人生の懸かる合宿になるだろうし、ロシア大会以降の日本代表にも影響してくるところだ。

西野監督は「DFとかMF、FWという区分けをしたのは私ではない」と語った。 とくにMFは守備的MFからFWに近いサイドアタッカーまでが含まれているので、ここではセントラルMF(いわゆるボランチ)タイプとサイドアタッカー・タイプとに分けて考えよう。当落線上にいる選手たちは、それぞれのグループの中で比較されることとなる。

まず、セントラルMFでは、やはり今回の27名のうち最もサプライズ感を与えたベテラン青山敏弘の招集が目立つ。ただ、青山の実力は森保一監督の下での広島の黄金時代以来、証明しつくされているところ。ロングレンジの正確なパスを駆使できる、日本では稀有な選手だ。解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ監督はDFの裏へ抜ける縦に速いサッカーを志向していたが、そういうサッカーをするなら、パス出しのうまい青山や中村憲剛などをなぜ招集しなかったのだろうか。青山は、今シーズンの広島の好調ぶりを背景に満を持しての招集となる。

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