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サッカー フットサル コラム 2018年4月27日

すべてヴェンゲルのために──。アーセナルの流儀を押し通せ

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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アーセナルの指揮官としては、おそらく〈最後〉のオールド・トラッフォードだ。

アルセーヌ・ヴェンゲル監督とマンチェスター・ユナイテッドの対戦成績(全コンペティション)は、18勝18分26敗。着任早々の1996-97シーズンにダブルを食らい、2011年の8月に2-8と叩きのめされた後、続く2シーズンは一度も勝てなかった。さらに歴史をひも解いてみると、オールド・トラッフォードでの勝利は2006年9月までさかのぼらなければならない。終了4分前にエマヌエル・アデバヨルが決めた1点を守り切った。しかし、過去を振り返っても意味はない。

「すべてヴェンゲルのために」

稀代の名将に仕えた想い出に素敵な1ページを刻むために、そしてヴェンゲルが歩みつづけた22年もの長い旅路を彩るためにも、ユナイテッド戦に全精力を注がなければならない。決して引かず、細かなパスワークの対応を苦手とするクリス・スモーリングを徹底的に狙う……そう、アーセナルらしい正面突破が効果的な手段かもしれない。

また、ロメル・ルカクへのロングフィードは競り合いで無理をせず、セカンドボールの回収を優先する。日増しに整ってきたアレクシス・サンチェスとポール・ボグバのラインは、多少の荒業を駆使しても分断すべきだ。グラニト・ジャカともうひとり、闘えるタイプの守備的MFを登用したいところだ。前節のウェストハム戦で足首を負傷したモハメド・エルネニーは、今シーズン中の復帰が絶望的になった。CBとして起用されるケースが多いカラム・チェンバーズ、ロブ・ホールディングを抜擢するか。最後尾にペア・メルテザッカーを置き、ショコドラン・ムスタフィ、もしくはロラン・コシェルニーを中盤で使うか。もちろん、第一選択肢はアーロン・ラムジーだが、彼の適性はより攻撃的なエリアだろう。

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