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サッカー フットサル コラム 2018年4月23日

耐えに耐えて勝った日本女子代表 オーストラリア戦の監督の判断は正しかったのか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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日本とオーストラリアの最終戦は63分に坂口夢歩のゴールで日本がリードしたものの、86分に同点とされてしまう。すると、その後は日本がDFラインの間で延々とパスを回し続け、一方のオーストラリアも日本のボールを奪いに行かず、残り時間をそのまま経過させて1対1で引き分けたのだ。もちろん、場内からはブーイングも飛んだ。

考えていることは明らか。1対1のスコアのまま引き分ければオーストラリアの1位と日本の2位が確定し、ともに5位までに与えられるワールドカップ(2019年フランス開催)の出場権を手にすることができるからだ(当該チーム同士の成績が優先されるから、同時刻開催の韓国対ベトナムの試合結果に関わらず、順位は決まる)。さらに攻め合って勝負がつけば、負けたチームはグループ3位となり、ワールドカップ出場権をかけてA組3位のチームと「5位決定戦」を戦うことになる。 ともに、リアリスティックな選択をしたということができる。

だが、僕はこの場面では「日本代表は勝ちに行くべきだったのではないか」と思っているのである。 別に「試合は常に勝ちを目指すべきだ」とか「勝利を目指す方がフェアだ」などとナイーヴなことを言いたいわけではない。こういう、計算をしながら戦うこともサッカーの一部であり、僕は実はそんな「計算づく」の戦い方も大好きだ。日本のサッカー界もようやくこういった現実的な戦いができるようになったかと、見ていて嬉しかったのも事実である。

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