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サッカー フットサル コラム 2018年4月16日

宿敵・マンチェスターUがまさかの敗戦。マンチェスターCが4季ぶりのプレミア制覇

元川悦子コラム by 元川 悦子
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総失点の25というのも、守護神のエデルソン、最終ラインを統率するヴァンサン・コンパニやニコラス・オタメンディらDF陣の能力の高さによるところが大だ。それに加えて、マンチェスターCの場合はボールキープ力が異常に高い。シルバやデブライネ、ギュンドアンのように高度な攻撃力とテクニック、ハードワークを兼ね備え、広いエリアをカバーしながらボールポゼッションできる面々がいるから、それだけ敵を圧倒できるポゼッションを見せられるのだ。ボールを長い時間支配していれば、それだけ守備の時間が短くなるということ。中途半端な技術力と組織力のチームだと、そこで相手に引っかけられてカウンターの餌食になるのがオチだが、マンチェスターCは「攻撃こそ最大の防御なり」というのをピッチ上で実践してしまう。さすがは名将・グアルディオラ監督が築き上げた最強軍団だと言っていいだろう。

残りはリーグ5試合。ここから先の興味はマンチェスターCがどこまで勝ち点を伸ばすかだ。王者のプライドに賭けても気の抜けたような終盤戦にはしないだろう。彼らのモチベーション次第では、残留争いの真っ只中にいるスウォンジーやサウサンプトンに影響が及ぶこともあり得るだけに、マンチェスターCの変化が気になるところ。最後までプレミアリーグを大いに盛り上げてほしいものだ。

代替画像

元川 悦子

もとかわえつこ1967年、長野県生まれ。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。ワールドカップは94年アメリカ大会から4回連続で現地取材した。中村俊輔らシドニー世代も10年以上見続けている。そして最近は「日本代表ウォッチャー」として練習から試合まで欠かさず取材している。著書に「U-22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)ほか。

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