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~高原佐知子(第37回女子日本フィジーク選手権優勝)×小沼敏雄(ゴールドジムアドバンストレーナー)~
筋肉を愛する男たち、女たち by J SPORTS 編集部 2第37回女子日本フィジーク選手権で優勝した高原佐知子選手。一時期競技を離れ、2年間のブランクがあったものの、50代での競技復帰を果たし、見事日本一に輝いた。その指導を担当したのが、かつて日本ボディビル選手権で14度の優勝を成し遂げたボディビルダーであり、トレーナーとして何人ものチャンピオンを育て上げた小沼敏雄さんだ。世界の舞台でさらなる飛躍を目指す2人に話を伺った。
J SPORTS 2年間のブランクを経て復帰のシーズンでしたが、最初から女子日本フィジーク選手権はどのような目標でしたか?
高原 自信があったというわけではないのですが、復帰を決めた時点で、世界を目標にしていました。女子日本フィジーク選手権優勝が決まった時は嬉しかったのですが、私の中ではあくまでも通過点と考えていました。だから、意外と冷静に受け止め、すぐに世界に向けて切り替えができました。復帰してからすぐに新しいウエイトのベルトを買ったのですが、そこに「世界へ」と小沼さんに書いてもらいました。その時から世界が目標だったんです。
小沼 彼女は過去の大会で、全日本ボディビル4位、フィジークに変わってからも4位になっています。そこまで来ている人なら絶対に全日本を取れると思っていました。高原さんは脚の種目で6種類のプレスで100kgを持ち上げて追い込める女性ですから。そんな方、普通はいませんよ。復帰することになって、パーソナルコーチとして僕が教えるようになり、彼女ならきっと日本一までいけると思っていました。ポ-ジングも、トレーニングもやり方も全部変えたらから、全日本で結果を出すことができたんですが、練習量も含めてそれをやってのける彼女がすごいんです。
高原 確かにすごい練習量でした(笑)。
小沼 ただ、競技に戻る前と同じことをやってもそこまではいかない。トレーニング量もだけど、ポージングに関してもみんなと同じことをやっていたらダメ。女性らしさと筋肉のすごさを見せて、その中にも高原さんらしい迫力がなければいけないと考えていました。もともと彼女のポージングは男性的だと指摘されていましたから(笑)。
高原 ポージングが固い!とはよく言われますね。小沼さんの方がよほど女性的なポーズを理解されていて、こうやるんだよと教えられます。上手な選手のいいところの特徴を教えてくれるんです。それこそ歩き方から手のフリ方までです。
小沼 僕はボディビルだけじゃなくて、ビキニの方もボディフィットネスの方も見ていましたから、いろんな方の動きを見ることによって、フィジークに活かすことができるんですよ。
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