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サイクル ロードレース コラム 2022年5月26日

【ジロ・デ・イタリア2022 第17ステージ結果速報】サンティアゴ・ブイトラゴがジロ初出場初区間優勝!カラパスは総合首位をキープ

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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嬉しいプロ2勝目はジロで!サンティアゴ・ブイトラゴ

嬉しいプロ2勝目はジロで!サンティアゴ・ブイトラゴ

山岳2連戦の2日目、ポンテ・ディ・レンニョからラヴァローネまで168km、スタート直後の無印の上りと3級山岳1つ、うねうねした起伏を越えて1級山岳が2つ立ちはだかる。生憎の天候の中アクチュアルスタートが切られ、クリス・ハミルトン(チームDSM)がハイペースで上り始める。

サンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン・ヴィクトリアス)、ロレンツォ・フォルトゥナート(エオーロ・コメタ)がアタックを仕掛けたあとでヒュー・カーシー(EFエデュケーション・イージーポスト)、テイメン・アレンスマン(チームDSM)ら4人のグループが抜け出すことに成功。山岳ポイント収集を目指すジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)、クーン・ボウマン(ユンボ・ヴィスマ)も追いつき、さらにマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)も加わり25人での先頭グループが形成された。

3級峠手前のメッツォロンバルドの町ではサムエーレ・リーヴィ(エオーロ・コメタ)が家族や親戚たちに手を振り歓迎と応援を受けるシーンも見られた。山頂はボウマンが先頭通過、下りでブイトラゴが単独落車、悔しがりながらもすぐに再スタート。先頭グループは2つ分かれ、残り距離65.8kmでファンデルプールがアタック、全員を置いてけぼりにする勢いでペダルを踏み出した。

フェリックス・ガル(AG2Rシトロエン)、ギヨーム・マルタン(コフィディス)、アレッサンドロ・コーヴィ(UAEチームエミレーツ)が追いつき4人で先へと急ぐ、中間スプリントポイントはマルタンが先頭通過。1級ヴェトリオーロに入るとメイン集団のサイモン・イェーツ(チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)が遅れ始めリタイア、膝の痛みを抱えたまま大会を去っていった。

追いかけていたボウマン、カーシー、ブイトラゴ、ヤン・ヒルト(IWG)が合流、ボウマンが山頂を先頭通過、ボウマンは山岳ポイントを218に伸ばし2位につけるチッコーネに115の差をつけマリア・アッズーラを大きく引き寄せることに成功。

5分後方を走るメイン集団はイネオス・グレナディアーズの牽引からバーレーン・ヴィクトリアスの牽引へと代わり、ダウンヒルでハイス・リームライゼ(ユンボ・ヴィスマ)とファンデルプールが抜け出し、タイムボーナスポイントはリームライゼが先頭通過。

1級モンテロヴェーレに入りラスト15kmでファンデルプールが独走を開始、リームライゼはすぐ後ろで離されないよう耐え凌ぎ、追走グループは1分37秒後方、メイン集団は5分34秒後ろから追いかける。

リームライゼがファンデルプールを躱し、メイン集団ではリッチー・ポート(イネオス・グレナディアーズ)のペースアップで集団を縮小。先頭グループから降りてきたワウト・プールスがミケル・ランダ(共にバーレーン・ヴィクトリアス)のためにリチャル・カラパス(イネオス・グレナディアーズ)やジャイ・ヒンドレー(ボーラ・ハンスグローエ)に攻撃を仕掛け、無駄脚を使わせている。

勾配のきつい区間でブイトラゴがリームライゼの背後を捉え、沿道に観客が詰めかけた山頂手前で独走を開始、ラスト8.2kmを走りきりジロ初参戦でみごと区間優勝、第15ステージ区間2位で終えた悔しさを昇華した。

総合勢はカラパス、ヒンドレー、ランダと先頭から降りてきた3人のグループでフィニッシュ地へ、カラパスとヒンドレーがスプリントしランダから6秒先行でフィニッシュ、ジョアン・アルメイダ(UAEチームエミレーツ)はカラパスから1分10秒遅れ、総合順位を3位から4位へ落としている。

「日曜日の落胆のあとのステージ優勝は格別、成功の鍵は上りでの忍耐。コロンビアの家族とチームに感謝したい」ブイトラゴ、勝利後インタビュー

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