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【ジロ・デ・イタリア2022 レースレポート:第11ステージ】急遽エースを務めた24歳アルベルト・ダイネーゼが母国で歓喜!「なにが起こったのかいまだに理解できないし、信じられない」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか残り10kmですでに14秒に縮まっていたタイム差は、残り7kmで、逆に22秒差に広がった。フィニッシュまで3kmを切り、1日中先頭に居座ったイネオスがようやく脇に逸れた時点でも、いまだ差は12秒残っていた。
ただし前日に貴重なスプリント機会を奪われた俊足たちは、この日は絶対にチャンスを逃すわけにはいかなかった。グルパマ・エフデジやクイックステップ・アルファヴィニルは恐ろしいスピードで前進し、チームDSMも隊列を組んだ。ついには残り1.2km、デボントを飲み込み、大集団スプリントへと突進していった。
今大会唯一の2勝を誇るデマールを乗せた列車が、猛スピードでラスト1kmへと切り込んだ。しかし残り300mの最終コーナーで、カヴェンディッシュのために、クイックステップが競り上がってくる。UAEチーム・エミレーツもフェルナンド・ガビリアと共に、最前線へと割り込んできた。そんなライバルチームの勢いに呑まれて、コーナーを抜け出した直後に、マイヨ・チクラミーノは加速を切った。後に「あれはミスだった」と語るように、いまだフィニッシュまで遠かったにも関わらず。
白熱のスプリントフィニッシュ
デマールとガビリアが猛烈に先頭を競り合った。一気にできた穴を、最終発射台がすでに大会を去ってしまったカヴェンディッシュやユアンが、必死に埋めにかかった。シモーネ・コンソンニも今大会かつてないほど好位置につけていた。
ところがダイネーゼが突如として姿を表した。残り100mでスピードを全開に振り切り、並み居るライバルたちをごぼう抜きにすると、ライン手前50mでデマールとガビリアに並んだ。凄まじい低姿勢で突進し、そのままフィニッシュを先頭でさらい取った!
「デマールが最高のポジションにつけているように見えたし、たしかに僕は後方にいて、少し遅れを取っていた。でも残り100mに来た時、今日は自分こそが集団内で最速だと感じた。少し周りを塞がれたけれど、左側に抜け道を見つけた。そして残り20mで追い越せた」(ダイネーゼ)
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