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サイクル ロードレース コラム 2022年5月16日

【ジロ・デ・イタリア2022 第9ステージ結果速報】難関山頂フィニッシュを制したのはジャイ・ヒンドレー、ロペスはマリア・ローザをキープ

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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ジャイ・ヒンドレーがバルデとカラパスを抑えブロックハウス山頂フィニッシュを制す

ジャイ・ヒンドレーがバルデとカラパスを抑えブロックハウス山頂フィニッシュを制す

休息日を翌日に控えた一週目の最難関ステージ、イゼルニアからブロックハウスまで191km、累計獲得標高は5000m。アクチュアルスタートが切られるとマシュー・ホームズ(ロット・スーダル)、ディエゴ・ローザ(エオーロ・コメタ)ら5人が飛び出しメイン集団はそのまま見送った。ぱらぱらと追走が抜け出し、その中にはマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)や山岳賞ジャージ着用のクーン・ボウマン(ユンボ・ヴィスマ)の姿も見られたが集団に戻っている。

ホームズが最初の3級峠を先頭通過、続く2級峠はローザが先頭通過、残り距離162kmでナンス・ペテルス(AG2Rシトロエン)、ジョセフロイド・ドンブロウスキー(アスタナカザクスタン チーム)ら6人の追走グループが先頭のホームズ、ローザ、ナトナエル・テスファツィオン(ドローンホッパー・アンドローニジョカトリ)に追いつき9人での先頭グループが形成された、メイン集団とのタイム差は5分程度。

3つ目の2級峠もローザが先頭通過、中間スプリントポイントはエドゥアルド・セプルベダ(ドローンホッパー・アンドローニジョカトリ)、メイン集団の牽引がトレック・セガフレードからイネオス・グレナディアーズに替わるとタイム差は一気に2分台にまで縮まる。

残り距離61kmでペテルスが2度目のアタック、テスファツィオンとセプルベダがついていき、さらにブリッジに成功したローザが1級パッソ・ランチアーノを先頭通過。ローザはこの日だけで山岳ポイントを80獲得、山岳賞首位へと躍り出た。長い下りでテスファツィオンがコースアウト、再び走り出したが最終的に33分15秒遅れのフィニッシュとなった。

残り距離15.8kmでイネオス・グレナディアーズが牽引するプロトンが先行していたドンブロウスキーを吸収、タイムボーナスポイントも牽引の ベン・トゥレット(イネオス・グレナディアーズ)が先頭通過。1級ブロックハウスに入りジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)が遅れ、サイモン・イェーツ(チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)もついていけなくなった。

リッチー・ポート(イネオス・グレナディアーズ)の牽引で集団は13人にまで縮小、マリア・ローザ着用のフアン・ロペス(トレック・セガフレード)が前の選手に接触し転倒。ラスト4.6kmでリチャル・カラパス(イネオス・グレナディアーズ)がアタック、ミケル・ランダ(バーレーン・ヴィクトリアス)、ロマン・バルデ(チームDSM)の3人が抜け出した。

残り距離3kmでジョアン・アルメイダ(UAEチームエミレーツ)、ジャイ・ヒンドレー(ボーラ・ハンスグローエ)、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)が追いつき、アタックで揺さぶるも再び追いつきそのまま6人でフラムルージュ。最後の上りを先頭を走っていたヒンドレーがスプリントで駆け上がり、並んだカラパスとバルデを抑えみごとブロックハウス山頂フィニッシュステージを制した、ジロ通算2勝目。ロペスは1分46秒遅れでフィニッシュ、マリア・ローザのキープに成功している。

「信じられない、素晴らしい勝利、言葉では表せられない!遅れたけれどなんとか先頭に戻れた、最後のコーナーを先頭で入りたかった」ヒンドレー、勝利後インタビュー

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