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【ジロ・デ・イタリア2022 レースレポート:第8ステージ】逃げの芸術家トーマス・デヘントが仲間との誓いを果たして1年2ヶ月ぶりの白星「僕にはいまだ勝てる脚があるという証明になった」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか「ファンハウケから、もはやアタックする脚はない、と告げられたんだ。だから僕は彼に言った。ラスト3kmを全力で走ってくれ。そしたら僕が確実にスプリントで勝つ。確実に、と。そして彼は死にものぐるいで引いてくれた。残り300mまで、完璧な仕事をしてくれた」(デヘント)
残り3kmで差は15秒。テクニカルな下りを利用して、ファンデルプールとギルマイは猛然と追い上げた。それでも前方のファンハウケは、「デヘントの言葉を信頼して」、夢中で引き続けた。
喜びを爆発させるデヘント
残り1kmで10秒差。2019年ツールでも猛烈な追い上げを振り切って……いや、むしろ、2011年パリ〜ニースで0秒差の逃げ切り勝利を果たし世界中に自らの名を知らしめたデヘントは、後続の存在に集中力をかき乱されることはなかった。もちろん、「確実に」の言葉を、裏切らなかった。冷静に、力強く、スプリント勝利をもぎ取った。
デヘントにとっては1年2ヶ月ぶりの白星であり、ジロにおける10年ぶり2度目のステージ勝利。2012年は濃霧のステルヴィオ山頂まで単独で逃げ切り、総合3位に駆け上がる衝撃を演出した。今年は、初夏の陽気につつまれたナポリの海辺で、自称「大方の予想とは違う勝者」となった。
大方の予想で優勝候補に上げられ、多くの選手から厳しいマークを受け続けたファンデルプールは、15秒遅れの7位で1日を終えた。同時フィニッシュのギルマイは、スプリントで5位確保。第1中間ポイントでも先頭通過を果たし、マイヨ・チクラミーノ用に26ポイントを積み重ねた。またここまで8日間走り、区間トップ5入りは5回目と、驚異的な安定性を披露し続けている。
マルタンは33秒遅れでフィニッシュ。3分33秒遅れのメイン集団から、まんまと3分を回収した。総合では1分06秒差の4位にジャンプアップ。イェーツ(1分42秒差)を総合5位に押しやり、総合争いに名乗りをあげるエースたちの中でトップに立った。
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