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サイクル ロードレース コラム 2022年5月15日

【ジロ・デ・イタリア2022 第8ステージ結果速報】トーマス・デヘントが10年ぶりのジロ区間優勝、ギヨーム・マルタンが総合4位にジャンプアップ

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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10年ぶりにジロ区間優勝したトーマス・デヘント

10年ぶりにジロ区間優勝したトーマス・デヘント

翌日に高難度の山岳ステージを控えたナポリ近郊を巡る153kmの丘陵ステージ、パレードランで海岸線のフィニッシュライン兼スタート地点に到達するとプロトンは完全一時停止、ゼロkmスタートを切った。区間優勝狙いの飛び出した選手の中にマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)やビニヤム・ギルマイ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)、総合タイム4分6秒遅れ28位のギヨーム・マルタン(コフィディス)、逃げ巧者トーマス・デヘント(ロット・スーダル)の姿が見られる。

21人での先頭グループとメイン集団とのタイム差は残り距離100km地点で2分5秒。バコーリ周回コース3周目の急坂モンテ・ディ・プロシダでファンデルプールがアタック、ダウンヒルで後続が追いつくとダヴィデ・ガッブロ(バルディアーニCSFファイザネ)がカウンターで抜け出し、ホルヘ・アルカス(モビスター チーム)、デヘント、ハルム・ファンハウケ(共にロット・スーダル)、シモーネ・ラヴァネッリ(ドローンホッパー・アンドローニジョカトリ)が追いつき5人での先頭グループが形成。

メイン集団とのタイム差は3分半までひらき、先頭ではラヴァネッリが脱落、追走グループからはファンデルプールのペースアップにギルマイ、マルタン、ワウト・プールス(バーレーン・ヴィクトリアス)、マウロ・シュミット(クイックステップ・アルファヴィニル)が貼り付き20秒のタイム差を追う。

メイン集団から総合2位につけるレナード・ケムナ(ボーラ・ハンスグローエ)がアタック、マリア・ローザ着用のフアン・ロペス(トレック・セガフレード)が自らチェックして、抜け出しを許さない。先頭4人はテクニカルな下りをこなしファンハウケの牽引でフィニッシュ地を目指す。10秒後方にファンデルプールとギルマイが迫る。

フラムルージュをくぐり抜けラスト200mでデヘントがスプリントを開始、ファンハウケを称えつつガッツポーズでフィニッシュラインへ飛び込んだ。デヘントは10年ぶりのジロ区間優勝、通算2勝目。マルタンは33秒遅れ区間9位、総合28位から4位までジャンプアップ。総合5位に順位を下げたサイモン・イェーツ(チーム バイクエクスチェンジ・ジェイコ)に対し36秒のマージンを手に入れた。

「逃げきれる確信はなかったけれどチームメートが素晴らしい働きをしてくれて、最後200mまでうまく引っ張ってくれたので勝つことができた。もうグランツールで勝つことはないかと思い始めていたけれど、それは間違いだと証明できた」デヘント、勝利後インタビュー

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