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【ジロ・デ・イタリア2022 レースレポート:第6ステージ】フランス人としての大会史上最多勝利を更新したデマール「本当にギリギリだったね。今日は僕に勝利が微笑んだ」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか「ポイントを取ろうと山岳の前に飛び出した。でも、もちろん、1人で行くことになるとは予想さえしていなかった。他にも僕らのようなチームが出てくると考えていたんだ」(ローザ)
つまりローザの目的は、34.5km地点に構える4級峠。たしかに大会2日目の個人タイムトライアルでは、山岳ポイントを稼いだリック・ツァベルと、まったく同じ作戦を敢行している。つまり前半の平地は超低速で176人中173番目のタイム、後半の上りは前から4番目……。ぎりぎりでポイントが手に入らなかったクライマーは、改めて得点収集に乗り出したというわけだ。
もちろんローザは、望み通りに、山頂で1位通過=3ポイント収集を成功させた。それどころか2つの中間ポイントさえも、ひとり先頭で、悠々と駆け抜けることになる。
後方のプロトン内でも、この3つのポイントだけは、ちょっとした盛り上がりを見せた。まず4級山岳では、山岳ジャージ姿のレナード・ケムナが、きっちり2位通過。2ポイントを積み重ねた。続く第1中間ポイントでは、さすがに今日は逃げなかったフィリッポ・タリアーニが、ドローンホッパー・アンドローニジョカトリの仲間たち2人と早めに飛び出した。問題なく2位のポイントを収集し、中間ポイント賞首位の座をしっかりと固めた。
そして第2中間ポイントでは……なんとケムナとタリアーニが一騎打ち。タリアーニが先行で6ポイント、ケムナが3位通過でボーナスポイント1秒、とそれぞれに欲しいものを手に入れた。
ビニヤム・ギルマイ
一応、第1中間では、ピュアスプリンターたちもマリア・チクラミーノ用のポイントを争っている。ビニヤム・ギルマイがハンドルを投げ、デマールをぎりぎりで蹴散らすというエース同士の熾烈な対決が見られた。直後には世界一の発射台ミケル・モルコフが、マーク・カヴェンディッシュの代理として7位通過のポイントを潰した。ジャコモ・ニッツォーロは、最低の1ポイントで満足するしかなかった。
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