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【ツール・ド・フランス2021 第17ステージ結果速報】ピレネー超級山頂フィニッシュ、総合上位勢の天上バトルはポガチャルに軍配
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いつも楽しく拝見させていただいている54歳のレース未経験者です。
ヒルクライムレース出場を考えるようになり、冬場のローラートレーニングをはじめました。
平地を乗っていて、キツくもなく「この感覚が一番気持ちいい」と思うときは大体が時速35km/ケイデンス95rpmくらいで、(85〜90rpmくらいより疲れません)ライドのペースもそのくらいですが、7〜10%くらいの勾配になるとなかなかケイデンスを維持できず80〜85rpmまで落ちてしまいます。
現在、ローラートレーニングの際、95rpm固定で強度を上げる練習をしていますが、疑問も出てきて、「最初から85rpmくらいで強度を上げ、脚力をつける方が練習になるんじゃないか?」とも考えるようになりました。
人それぞれ特性があり、答えは一つでは無いと思いますが、ご教示いただければ嬉しいです。
(会社員 男性)
栗村さんからの回答
おっしゃる通り、ケイデンスについての答えは一つではありません。快適なケイデンスは人によって違います。
そのことを前提にした上でのお答えですが、そもそも、上りでケイデンスが落ちるのは仕方がありません。7〜10%というとけっこうな勾配ですから、速度が落ちて慣性も効きづらくなり、ペダル1回転の中でトルクをかける範囲が広くなりケイデンスは落ちやすくなります。
そんな坂でも80〜85rpmで回せるということは、質問者さんはかなりのハイケイデンス派ではないでしょうか。平地でのケイデンスも高く、54歳のレース未経験者としてはなかなかのペダリングスキルをお持ちのようです。ともかく、質問者さんのスキルは低くありませんし、平地と上りのペダリングとケイデンスはある程度別物と考えてください。
ただし、上りでもハイケイデンスを維持しようとする今の方向性は間違ってはいないとも思います。今は上りでもケイデンスが高い選手も増えていますし、ハイケイデンスのほうがペダリング効率がいいことも知られていますから、上りでクルクルと回すメリットはあるのでしょう。
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