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サイクル ロードレース コラム 2021年12月7日

【サイクルロードレースを支えるスペシャリスト】 選手からの「ありがとう」が大きな活力。UCIワールドチーム「EFエデュケーション・NIPPO」で世界を駆ける気鋭のメカニックの強き意志

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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――これからレースメカニックを目指そうという人たちに、どんなことを伝えたいですか。

南野:基本を大事にすることを常に意識しておいてほしいですね。ひとつひとつ、作業を丁寧に、これはメカニックに限らずすべての業種にあてはまることだと思います。焦らず、目の前にある仕事をしっかりやろう。そう伝えたいですね。

南野求さん

スプリント時では時速にして約60km、ダウンヒルであればときに時速100kmに達することもあるサイクルロードレース。100人以上のライダーがひとつの集団にひしめきながらも、大きなトラブルなくフィニッシュへと到達する。ライダーのスキルはもちろんだが、バイクをベストコンディションに仕上げ、安全走行が可能な状態を作り出すメカニックの仕事はまさに職人芸と言えるだろう。南野メカニックが語った「基本を大事に」との言葉は、一見簡単なようで実は一番難しい、だからこそ肝に銘じるべきであることを示唆しているといえよう。そして、「ありがとう」の一言で選手と心を通わせる姿。これこそが、このスポーツが最大限表す「人間味」の真の在り方ではないだろうか。

文:福光俊介

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

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