人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
【ツール・ド・フランス2022 ルートプレゼンテーション】7月1日「ツール史上、最も遠く、最も北」で開幕!第5ステージには4年ぶりに《北の地獄》が登場
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか7日目からは、そんな覇権争いに、クライマーたちも参戦する。2012年の初登場以来、早くも6度目の登場となるラ・プランシュ・デ・ベルフィーユの激坂が、総合本命たちの脚を試しにかかる。しかも過去全5回はことごとく総合首位が入れ替わり、うち4回は山頂でマイヨ・ジョーヌを着ていた選手が、パリでも黄色い栄光をつかみとっている。絶対に失敗することはできない。今年のてっぺんは2年前にポガチャルが驚異の逆転劇を果たした場所ではなく、2019年大会同様に、さらに1.1km先へ上った場所。ピノ・ピノ・ピノの文字が踊る、全長7km、平均勾配8.7%、最大24%の「シューペール(スーパー)」バージョンだ。
ワクチン開発の祖ルイ・パスツールの生誕100年を祝い、生地ドールから第8ステージは走り出す。デンマーク、フランス、ベルギーに続き今大会4カ国目となるスイスへと入国すると、一行は国際オリンピック委員会の本拠地ローザンヌへ。2024年にパリ五輪を控えるフランスによる、単なる挨拶ステージでは終わらない。アップダウンコースの終盤には、12%の激坂も待ち構える。
そして、すでにお腹いっぱいになりそうほど変化と興奮に富んだ1週目は、アルプス山岳ステージで締めくくられる。UCI国際自転車競技連合のお膝下エーグルからシャテルまでの行程には、3つの山岳が組み込まれた。また正確には山頂フィニッシュではないものの、フランスでのラストは上り基調。待ちに待った休息日を控え、マイヨ・ジョーヌ争いもいよいよ本格化するはずだ。
アルプスから中央山塊を横切り、そしてピレネーへと向かう後半2週間も、クレイジーな雰囲気は続く。まるでアフター・コロナを謳歌するように、国境線を何度も越えたツールだが、この先はフランス国内のみに留まる。外には出ない代わりに、外からはどっと押し寄せるだろう。特にオランダ人の山アルプ・デュエズと、バスクのオタカムでは、辺り一面がオレンジ色に染まるに違いない!
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第6ステージ
3月23日 午後10:30〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第5ステージ
3月22日 午後11:55〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第4ステージ
3月21日 午後11:00〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第7ステージ
3月24日 午後8:25〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第3ステージ
3月20日 午後11:00〜
-
Cycle*2024 ボルタ・ア・カタルーニャ 第2ステージ
3月19日 午後11:00〜
-
Cycle*2024 月チャリ~#jspocycle NEWS~ (03/25)
3月25日 午後7:00〜
-
3月16日 午後9:30〜
J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!