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【Cycle*2021 UCI世界選手権大会 男子エリート ロードレース:レビュー】燃えるような脚と、冷静な頭脳。最後は本能が赴くままに自分の走りを貫いたアラフィリップ「たとえ負けたとしても、華やかな走りがしたい」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか続く石畳の激坂で、前方はエヴェネプール、マデュアス、バジオーリ、ファンバーレ、ニールソン・ポーレスの5人に絞り込まれた。メイン集団では元世界王者ポーランドのミハウ・クフィアトコフスキが動きを見せ、スロベニアやデンマークも積極的に走った。やはりベルギーが制御に動いた。集団に残る6人全員で隊列を組んだ。
そして残り58km。アラフィリップがついに始動する。全部で42も散りばめられた坂道の中の、31番目の石畳ベークストラーツだった。クリストフ・ラポルトからの発射で、ペースを猛烈に上げると、集団を大きくふるいにかけた。
ベルギーのメイン&サブリーダー、ファンアールトとヤスパー・ストゥイヴェンはすかさず後輪に張り付いた。大会前10日間アラフィリップと一緒に練習してきたゼネク・スティバルに、マテイ・モホリッチやコルブレッリも問題なく後を追った。さらにトーマス・ピドコック、マチュー・ファンデルプール、マルクス・フールゴー、ジャコモ・ニッツォーロ、フロリアン・セネシャルも合流。乗り遅れたデンマークも、カスパー・アスグリーンの奮闘で、ミケル・ヴァルグレンがブリッジを成功させた。前を行く5人を飲み込み、残り53km、計17人の先頭集団が出来上がった。
フランス3人、ベルギー3人、イタリア3人、オランダ2人、デンマーク・スロベニア・イギリス・ノルウェー・アメリカ・チェコ1人ずつという集団内では、すでに2度も逃げたエヴェネプールが、凄まじい仕事を行った。しかし残り49km、フランドリアン周回最後の上りで、アラフィリップが2度目のアタックを仕掛ける。コルブレッリはすぐに反応した。ファンアールトは動かず、ストゥイヴェンが追走作業を担った。
「あれは単なる脚のテストだった。他の選手たちがどう動くかを見るためだったんだ。とにかくコルブレッリがすごく調子が良いことは理解したし、ベルギーがまだ3人残っていることも分かった。まだフィニシュまで遠かったし、無理に先行する必要はないと考えた」(アラフィリップ)
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