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サイクル ロードレース コラム 2021年9月18日

【Cycle*2021 UCI世界選手権大会 男子エリート 個人TT:プレビュー】世界最速を決める戦い。43.3kmの全力疾走の先に、虹色の栄光が待っている。

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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史上最多4度の世界選個人TTの栄光を誇る36歳トニー・マルティンは、2年ぶりの世界選手権個人タイムトライアルに乗り込んでくるし、同じく史上最多4回勝利ファビアン・カンチェッラーラの後継者と呼ばれる23歳シュテファン・ビッセッガーは、生まれて初めて「エリート部門」の世界大戦に参加する。

若い!と言えば今年の「U23版ツール」ツール・ド・ラヴニール総合2位の20歳カルロス・ロドリゲスや、ジュニア世界TT優勝1回、U23世界TT表彰台2回の23歳ブランドン・マクナルティ、さらにはアンダー23時代に世界選個人TTを3度制した「ポガチャルのTT指導役」ミッケル・ビョーク22歳などなど、未来のチャンピオンたちの走りにも注目したい。

気になるコースは、北海に面した町クノック・ヘイストから、ユネスコ世界遺産に登録されたブリュージュまでの43.3km。開催委員会によれば時速53km・約49分で駆け抜ける計算で、つまり道はほぼ平坦。直線道路も多く、いわゆるスペシャリストたちの本領発揮が期待される。ただしスタート直後には海岸道路を走るし、北海特有の強風が吹き付けた場合は……出走順によって大きな違いが生まれる危険性もはらむ。

日本の男子エリートからは、個人タイムトライアルへの出走予定はないが、女子エリートでは與那嶺恵理が、8大会連続でストップウォッチとの戦いへと挑む。

文:宮本あさか

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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