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サイクル ロードレース コラム 2021年9月15日

【輪生相談】ロードバイクの転倒や事故での怪我について、どう折り合いをつけるべきでしょうか?|サイクルロードレース

輪生相談 by J SPORTS 編集部
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ではどうするかですが、まずは落車がどうやって起こるのかを考えましょうか。落車は、ライダーが
(1) リスクに近づき
(2) リスクを回避できなかった
場合、つまり(1)と(2)が両立してしまった場合に発生します。

リスクとは、道路の段差やグレーチングなどの障害物、コーナー、砂、更にクルマやバイク、他の自転車や歩行者なども含まれます。さらに自転車の整備不良もリスクの一つとなりますね。

どんなにバイクコントロールが苦手な方でも、走っている最中に理由なくいきなり転ぶことはまずありません。リスクに近づいてしまい、かつ、そのリスクを回避できなかった結果転ぶのです。ということは、極論、ものすごく転びやすい方でも、リスクに近づかなければ落車はしないということです。

質問者さんは、そもそもリスクに気付く能力が弱いのかもしれません。普通は乗っているうちにリスクを学んでいく場合が多いですが、そのスピードにも個人差はあるでしょう。

ですから、質問者さんはご自身が転んだりヒヤッとしたら、必ずそのシチュエーションを振り返ってください。そして、以降は回避できるリスクは事前に避けるんです。反省することは落車回避の基本です。

もう一つは、リスクに直面してしまった場合に、そのリスクを切り抜けるバイクコントロール技術を身に付けることです。現実的にすべてのリスクを事前に避けることはできません。基本は「止まる」「曲がる」、つまりブレーキングとハンドリングですね。「そんなの簡単じゃん」と思った方がいたら、黄信号ですよ。アマチュアの方の大半はブレーキングやハンドリングに問題があります。だから転ぶのです。

クローズされた場所でしっかりと腰を引いた急ブレーキや、ハンドリングテクニック向上のための8の字走行などをやってください。基本中の基本ですが「止まる」「曲がる」を身体に覚え込ませることがとても重要なのです。

ただ、バイクコントロールのスキルは舗装路だけでは身に付けにくいのが困った点です。できれば、シクロクロスやグラベルロードなどでオフロードも走ってみてください。オンロードに比べて転びやすい状況だからこそ、転ぶことを回避するテクニックが効果的に身に着くわけです。転んでも大ケガにはなりにくいですしね。

落車は、ある程度なら意識改善とトレーニングで回避できるようになります。速くなるためのトレーニングも大切ですが、安全のためのトレーニングだって同じくらい大切にすべきではないでしょうか。

文:栗村 修・佐藤 喬

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