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サイクル ロードレース コラム 2021年9月5日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2021 第20ステージ結果速報】逃げに乗ったクレモン・シャンプッサンが区間優勝を鮮やかに攫う、ログリッチは総合首位のまま最終日へ

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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クレモン・シャンプッサンが嬉しいプロ初勝利

クレモン・シャンプッサンが嬉しいプロ初勝利

最終ステージは個人タイムトライアルであらそわれるため、ラインレースでの勝負はこの日が最後となる。サンシェンショからカストロ・デ・エルビリェまで202.2kmの山岳ステージ、アレクサンドル・ウラソフ(アスタナ・プレミアテック)とオイエル・ラスカノ(カハルラル・セグロスRGA)を除く143人がスタート。

区間優勝や総合順位や特別賞などさまざまな思惑が激しいアタック合戦となり、飛び出しと吸収を繰り返しながら16人の先頭グループで最初の3級山岳を上り始めマイケル・ストーラー(チームDSM)が先頭通過、続く2級、1級もストーラーが先頭で山岳ポイントをかき集め、完走次第の山岳賞首位を確定させた。

最初の山岳でメイン集団はイネオス グレナディアーズが中心にペースを上げ、人数は縮小され1級山岳ではプリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)、エンリク・マス(モビスター チーム)、ジャック・ヘイグ(バーレーン・ヴィクトリアス)、アダム・イェーツ(イネオス グレナディアーズ)、ジーノ・マーダー(バーレーン・ヴィクトリアス)の5人となった。総合3位ミゲルアンヘル・ロペス(モビスター チーム)、総合5位エガン・ベルナル(イネオス グレナディアーズ)の姿はない。

残り距離53.5km、先頭グループからライアン・ギボンズ(UAEチームエミレーツ)が単独アタック、区間優勝を目指した独走を開始。ヴァーチャルでヤングライダー賞首位はマーダーに移動し、総合4位のヘイグは3位へ、総合表彰台圏内へ浮上している。

総合首位グループは先頭から落ちてきたメンバーを抜き去り、ラスト3.4kmでこの日の敢闘賞ギボンズも吸収し5人でフィニッシュ地を目指す。残り距離2.5kmでミケル・ビスカラ(エウスカルテル・エウスカディ)が追い抜きイェーツがカウンター、マスがチェック、ギボンズとログリッチも追う。上り基調の沿道で声援が飛び交うラスト1.7km、後方から抜き去って行ったクレモン・シャンプッサン(AG2Rシトロエンチーム)を総合勢は見送った。

シャンプッサンはそのまま力強くペダルを回し続け独走のままフィニッシュ、プロ初優勝をブエルタの大舞台で決めた。6秒後にログリッチが、8秒後にイェーツとマス、12秒後にヘイグがフィニッシュ。ログリッチはタイム差を広げ、ヘイグは総合4位から3位表彰台へ、イェーツが総合6位から4位へ、マーダーは総合8位から5位とヤングライダー賞首位へ、この日の成果が成績に大きく反映される結果となった。

ポイント賞首位のファビオ・ヤコブセン(ドゥクーニンク・クイックステップ)は41分13秒後にチームメート全員と横並び肩を組んで時間内フィニッシュ。タイムアウトにならないという最大のミッションを成功させ一足先にお祝いをした。

「最初から逃げに乗っていたので最後の登坂口に辿り着いた時、とても疲労していたしみんなもそうだったと思う。彼らのペースは速くて、マーダーが自分たちを引き上げてくれた、そして自分は警戒されていないので幸運を掴むことができた、本当に嬉しい」シャンプッサン、勝利後インタビュー

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