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【ブエルタ・ア・エスパーニャ2021 レースレポート:第18ステージ】激坂スペシャリストのミゲルアンヘル・ロペスがガモニテイルを制圧!「この勝利は僕らにとって大きな意味を持つ」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか濃霧の中でトップでフィニッシュしたミゲルアンヘル・ロペス
その恐ろしき勾配は、走る者たちを震え上がらせ、その地獄のような風景は、見る者を魅了した。ブエルタ屈指の魔の山アングリルの、隣人ガモニテイルが、凄まじい戦いを演出した。新しき伝説の誕生。深い霧の中で、激坂巧者のミゲルアンヘル・ロペスが同山の初代王者となり、プリモシュ・ログリッチはマイヨ・ロホ姿で、2021年ブエルタ最後の難峠を抜け出した。
「クイーンステージでの勝利が、僕をひどく幸福にしてくれる。多くの献身と、野心、そして家族への愛と共に、僕はこの快挙を成し遂げた」(ロペス)
未知の激坂に向かって、ステージは素早く幕を上げた。前日はハイスピードの追いかけっこを延々80kmも繰り返したプロトンだが、この日はわずか10kmほどであっさり逃げを作り上げた。
そうは言っても、32人の巨大な逃げ集団だった!9チームが複数を送り込んだ先頭集団に、しかし、全参加23チームの中でバーレーン・ヴィクトリアスの姿だけがなかった。チーム総合首位の証、赤ゼッケンをつけて走るバーレーンにとって、決して理想的な展開ではない。特に同賞を争う2大ライバル、ユンボ・ヴィスマとイネオス・グレナディアーズから、1人ずつ逃げに乗ってしまったのはまずかった。すぐさまタイム差制御に乗り出した。
真っ先に新城幸也が作業を請け負った。もちろん協力するチームは皆無で、つまり1人vs32人。それでもメイン集団の先頭で、黙々とペダルを回した。新城の牽引は、この日最初の山岳、1級峠の山道の序盤まで約35kmも続けられた。タイム差を5分に食い止め、一旦チームメートへと牽引のバトンを渡す。
その後の上りはマーク・パデュンが担当し、ヤン・トラトニクが十字架を切って猛烈な下りを披露した。しかし、その次は……またしても新城が働く番だった!なんと下りを利用してメイン集団に復帰すると、残る力を惜しみなくチームのために使ったのだ。今度は15kmに渡り、逃げ集団の4分背後でハイペースを刻んだ。
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