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【ブエルタ・ア・エスパーニャ2021 レースレポート:第16ステージ】これぞウルフパック!仲間のすさまじい献身でヤコブセンが区間3勝目!「すべてはみんなのおかげだ」
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかヤコブセンの合流後も、UAEはすぐに加速を止めなかった。その後も続く小さなアップダウンで、すでに脱落→復帰で脚を大いに使ったライバルを、さらに痛めつける作戦だったのかもしれない。最終的にUAEは、延々30km近くも単独で作業を続けることになる。ようやく最前列から退却したのは、フィニッシュ手前30kmだった。
UAEの猛攻で、逃げとの差はまたしても30秒ほどにまで詰まったが、UAEの作業終了と共に、改めて1分に拡大した。タイム差はヨーヨーのように伸びたり縮んだりを繰り返した。しかし後方ではドゥクーニンクとグルパマ、DSMが再び主導権を取り戻した。アルペシン・フェニックスも新たに牽引作業に加わった。両集団の距離はいよいよ本格的に縮まっていく。
6人になった逃げ集団は、すぐには降参しなかった。ビスカラは真っ先に加速を切った。山岳も中間も1位通過を獲りに行ったボルも、今大会6度目の逃げで初めての敢闘賞を手に入れるべく、必死に粘り続けた。最後まで抵抗し続けたのはデウルフだった。軽い上りを利用し、残り10km、単独先頭にたった。20秒のリードを必死に守り続けた。後方ではユンボ・ヴィスマやイネオス・グレナディアーズ等々、総合勢が安全確保のために隊列を組んだおかげで、ぎりぎりの逃避行は続いた。
残り5km、しびれを切らしたウルフパックがスピードを上げると、もはやデウルフはひとたまりもなかった。残り4.5km、逃げはすべて回収された。
そこからフィニッシュまでの道は、恐ろしく蛇行していた。小さなカーブのたびに激しい場所取りが繰り返された。グルパマが真っ先に先頭を奪い、もはやチームメートをすべて使い切ったトレンティンは、巧みにアルノー・デマール用列車の背後に滑り込んだ。ボーラ・ハンスグローエも、ジョルディ・メーウスのために前に割って入った。マイケル・マシューズ擁するバイクエクスチェンジもいよいよ始動。ポイント賞で上位につけるマグナス・コルトを引っ張って、EFエデュケーション・NIPPOのピンクも見え隠れした。
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