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サイクル ロードレース コラム 2021年8月21日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2021 第7ステージ結果速報】マイケル・ストーラーが激坂を制しグランツール初区間優勝、カーシー、バルベルデが大会を去る

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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激坂ゾーンを独走しみごと区間優勝を果たしたマイケル・ストーラー

激坂ゾーンを独走しみごと区間優勝を果たしたマイケル・ストーラー

ガンディアからバルコンテ・デ・アリカンテまで152kmの今大会初の本格山岳ステージ、1級2つ、2級2つ、3級2つで獲得標高は3620m。アクチュアルスタートが切られてもゼロキロアタックはかからず、ブルゴスBHの選手が単独で抜け出すとメイン集団からぱらぱらと選手が飛び出し8人での先頭グループは最初の峠でメイン集団に吸収された。

ケニー・エリッソンド(トレック・セガフレード)やパヴェル・シヴァコフ(イネオス グレナディアーズ)ら14人のグループが先行しジャック・ヘイグ(バーレーン・ヴィクトリアス)が山頂を先頭通過。下りで複数のグループが追いつき40人ほどになり、ダウンヒルを利用したアタックと吸収が繰り返された。

抜け出したディエゴ・カマルゴ(EFエデュケーション・NIPPO)、ハーム・ファンフック(ロット・スーダル)、テイメン・アレンスマン、クリス・ハミルトン(ともにチームDSM)の4人にマイケル・ストーラー(チームDSM)とジョフリー・ブシャール(AG2Rシトロエンチーム)が合流、6人の先頭グループ中3人がチームDSMで占めている。

2つ目の山岳登坂中にヒュー・カーシー(EFエデュケーション・NIPPO)がリタイア、山頂はロマン・バルデ(チームDSM)が、3つ目の山岳はマッテオ・トレンティンの牽引で先頭グループに追いついたヤン・ポランツ(ともにUAEチームエミレーツ)が先頭通過、白熱した山岳賞争いが繰り広げられている。中間スプリントポイントは争うことなくトレンティン。

4つ目の山岳では5人を先頭グループに送り込むことに成功したチームDSMが果敢に攻めバルデが再び先頭通過、暫定で山岳賞首位へと躍り出た。40人程度に縮小したメイン集団から少し飛び出していたアレハンドロ・バルベルデ(モビスター チーム)がダウンヒルで落車、リスタートしたもののすぐに踏み辞め自転車を降り大会から去っていった。

シヴァコフ、ストーラー、ローソン・クラドック(EFエデュケーション・NIPPO)の3人で5つ目の山岳へ突入、追走が15秒背後まで迫ったがペースアップで引き離すとクラドックは遅れシヴァコフが山頂を先頭通過、山岳ポイントでバルデを追い抜いている。

先頭2人にアンドレアス・クロン(ロット・スーダル)とカルロス・ベローナ(モビスター チーム)が合流し最終峠へ。ベローナのアタックにストーラー、シヴァコフが追いかける、残り距離3.3kmでストーラーがベローナを抜き去りそのままペースを上げ独走を開始。急勾配区間でもペダルを緩めず、そのまま単独でフィニッシュラインを越えた。ストーラーはワールドツアーカテゴリーのレースで初区間優勝、この日の敢闘賞も獲得。

メイン集団ではアダム・イェーツ(イネオス グレナディアーズ)のペースアップで人数が絞られ、リチャル・カラパス(イネオス グレナディアーズ)、ミケル・ランダ(バーレーン・ヴィクトリアス)が30秒タイムを失った。

「自分がブエルタでの勝者になるとは思っていなかった、とても嬉しい。チームが積極的にステージを支配していてみんなに感銘を受けた」ストーラー、勝利後インタビュー

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